下地処理が甘いことで起こり得る症状④
2023年12月23日
下地処理を行うことで、塗料の密着度を高めて、それによって耐久性も高まるということが分かりました。
下地処理が甘いまま塗装を行うと、どのようなことが起こり得るのでしょうか。
【耐久性が低くなる】
下地処理の重要性の一つとして、耐久性を高めることをご紹介しました。下地処理が甘いと耐久性が低くなってしまいます。劣化が進みやすく次の塗装までのサイクルが短くなってしまうため、下地処理は丁寧に行うことが大切です。
【ひび割れ】
外壁材の種類にもよりますが、下地処理が甘いとひび割れが再発しやすくなります。下地処理でひび割れを補修していないと、ひび割れの上から塗料を塗ってもひびに追従して塗膜が破れてしまうためです。
【塗膜の剥離や膨れ】
汚れの除去が十分ではなかった場合、下地に塗料が密着せず、早い段階で塗膜の剥離や膨れが起こってしまいます。乾燥時間を守らなかった場合も剥離や膨れは起こってしまうため、起こりやすい症状の一つだといえます。
【サビ】
金属のサビが残ったまま塗装を行うと、サビが再発してしまうことも。ケレンを十分に行ったり、防サビ材を塗布することで防止することができます。
この続きは、次回のブログで^^