外壁塗装の付帯部とは?④
2024年2月9日
【付帯部はどんな塗料を選べばいい?】
付帯部の色と同じくらいに大切なのが塗料の種類です。
塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素など種類がたくさんあります。
現在主流な塗料はシリコン樹脂塗料ですが、付帯部はどんな塗料を選べばいいか疑問に感じられるかもしれません。
付帯部はフッソ又は無機塗料を選ぶのがおすすめです。
塗装する範囲が広い外壁に性能の良い塗料を選ぶのならともかく、付帯部にそこまで性能を求める必要はあるのと思われるかもしれませんが、同じ塗料を選ぶことで得られるメリットがあります。
それは外壁のメンテナンス周期に合わせられるということです。
付帯部も太陽の紫外線や風雨などで経年劣化してきます。
外壁よりもグレードの低い塗料を選んでしまうと先に劣化してしまい、外壁を再塗装するころには付帯部のところがボロボロになっているかもしれません。
付帯部が破損してしまえば修理が必要になりますので、前回の塗装工事よりも補修する費用分コストがかかります。
グレードの低い塗料を使えばコストは抑えられるかもしれませんが、メンテナンス範囲が広くなる恐れもありますので将来的に必要な工事のことも踏まえてトータルコストで塗料を選ぶことをおすすめします。
できるだけ費用を抑えたい方は劣化しにくい場所のところだけ塗料のグレードを抑えるのもおすすめです。
塗料は太陽の紫外線によって樹脂成分が破壊され劣化してきます。
付帯部によっては劣化の影響を受けにくい場所もありますから、コストを抑えたい方は場所に合わせて塗料を選んでいくのもご検討してみてください。