外壁塗装の流れ10ステップ〜④〜⑥
2023年10月18日
④下地処理
高圧洗浄後に外壁を十分に乾燥させたあと、劣化により傷みが生じている箇所を修復する「下地処理」を行います。
サビの除去や、浮いた釘の補修、ひび割れ箇所をコーキング材で埋めたりなどをします。きちんと下地処理をすることで外壁の凹凸を平らにならし、上に塗る塗料との密着性を高めます。
ひび割れはコーキング材で溝を埋めます。
⑤養生
外壁の劣化修復が終わると、いよいよ塗装の準備に入ります。
塗装時に塗料が飛び散ったり付着したりするのを防ぐために、ビニールやテープで保護をするのが「養生」です。
塗装以外の窓やサッシ、ドアや手すりなどをビニールで覆いテープで止めます。細かな作業になりますが、不要な箇所に塗料が付かないようにするための大切な工程です。
⑥下塗り
外壁の塗装は全部で3回行います。その1回目が「下塗り」になります。下塗りは、下塗り専用の塗料を外壁全体に塗っていく作業になります。
弊社では外壁の劣化次第で下塗り2回、上塗り2回の合計4回塗りも推薦しております。
下塗りは、この後に行う中塗り・上塗りとの密着を高めるために行うのがおもな目的です。最終的な仕上がりがきれいになるだけではなく、劣化による塗料の吸い込みを防ぐ役割も果たしています。
塗料の吸い込みは、劣化により中塗り・上塗りの塗料が外壁に吸い込まれていく現象です。下塗りがしっかりとされていれば塗料の吸い込みを防げるため、劣化が進行しにくくなります。
この続きは、次回のブログで^ ^