大手ハウスメーカーと職人店を比較すると?
塗装やリフォーム工事の依頼先を検討中の方!
「大手ハウスメーカーと職人店、どっちに依頼すればいいの?」
「お得なのはどっち?」
と迷っていませんか?
違いがイマイチわからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために「大手ハウスメーカーと職人店の違い」についてお伝えしていきます。
依頼先を検討中の方は、是非参考にしてみてください。
目次
大手ハウスメーカーに依頼するメリット・デメリット
大手ハウスメーカーに依頼するメリット・デメリットは次の通りです。
メリット | ①歴史と実績がある ②ブランドの安心感 ③口コミを確認しやすい |
デメリット | ①中間マージンが発生する ②対応に時間がかかることも ③クレーム先に迷う |
大手ハウスメーカー・メリット
①歴史と実績がある
大手ハウスメーカーには「大手」と呼ばれるようになるまでの、長い歴史や豊富な実績があります。
これまで工事してきた件数は、職人店とは比べものにならない程です。
社員数や抱える職人の数も多く、年間でこなせる件数は桁違いなので、その分口コミや評価も確認しやすいのが1つのメリットとしてあります。
何十年も業界でやってこれたということは、しっかり工事をしてくれるという証ですので、金額が大きい工事も安心して任せられますね。
②ブランドの安心感
ブランドの力は、塗装などのリフォーム業界においても重要です。
・車なら日産 ・化粧品やバッグはシャネル ・電化製品はパナソニック |
このように、人によって思い浮かべるブランドは違くても、普段SNSやテレビCMで見かけることが多いブランドは、絶対的な安心感がありますよね。
「ブランドだから間違いない」と、みんなが購入し、実際に使い続けているからこそ安心感を感じることができるのです。
塗装などのリフォーム工事でも「ここに頼めば失敗しない」という安心感を感じながら頼めるのは、大きなメリットになります。
100万円以上する工事であれば、なおさら安心して頼める会社を選びたいですよね。
③口コミを確認しやすい
施工件数が圧倒的に多いため、WebやSNSにおいて「口コミ」を確認しやすいです。
実際に工事を依頼した方の体験談を知ることができるので、より安心して依頼することができます。
大手ハウスメーカーを選択するのなら、まずは社名で検索をかけて口コミなどの情報をチェックしましょう。
大手ハウスメーカー・デメリット
①中間マージンが発生する
大手ハウスメーカーに依頼するデメリットの中で、1番気になるのが「中間マージン」です。
中間マージンというのは、下請け業者に依頼することで発生する「中間手数料」を指しています。
【下請け業者へ依頼した場合】 ハウスメーカー(利益)→下請け業者(利益) 【職人店へ依頼した場合】 職人店(利益) |
工事の依頼を受けたハウスメーカーの利益分と、下請け業者の利益分がそれぞれ必要になるため、職人店へ依頼した場合の2倍の利益分が必要です。
同じ工事の内容でも、利益分だけで大きく金額の差がひらきます。
②対応に時間がかかることも
トラブルが起きた時や工事内容で変更したいことがあった時などに「対応に時間がかかってしまうこと」があります。
下請け業者を挟んでいるため、対応までに2週間以上かかってしまったケースもあるようです・・・。
「今すぐなんとかしてほしい」と思っている状態で、長く放置されてしまうのは、とても不安ですよね。
しかし、中にはオンライン受付でスピーディーに連携がとれるハウスメーカーもあります。
ハウスメーカー選びをする際には、契約後の流れや問い合わせスタイルについても確認しておくことが大切です。
③クレーム先に迷う
実際に工事にきてくれるのは「下請け業者」であるため、
「クレームや補修の依頼はどこに頼んだらいいの?」と迷ってしまいます。
悪いのは下請けの方なのか、ハウスメーカーの方なのか、工事を注文するお客様側としては判断ができません。
工事をする前に「何かあった時は、どちらに連絡すればいいですか」と確認しておくのがおすすめです。
職人店に依頼するメリット・デメリット
職人店に依頼するメリット・デメリットは次の通りです。
メリット | ①価格が安い ②対応が早い ③小さな工事でもOK |
デメリット | ①優良業者選びが難しい ②保証が用意されていないことも |
職人店・メリット
①価格が安い
自社施工であるため、下請け業者への中間マージンが発生しません。
そのため大手ハウスメーカーよりも、工事金額を安く済ませることが可能です。
テレビCMや街頭広告など大規模な宣伝もおこなっていないため、純粋な工事費用と職人店のための利益のみが見積もりに反映されています。
大手の塗装金額よりも1/3で工事ができることもあるので、少しでも安く工事をしたいなら職人店を選択するのがよいでしょう。
②対応が早い
地域密着型の職人店は、トラブルがあった時にすぐに駆けつけてくれます。
お住まいの地域に店舗がある上に、職人が社員としているので、早い対応が可能です。
塗装工事以外にも、屋根や外壁の修繕、雨漏り点検などをおこなっている職人店であれば、末長くお付き合いできます。
「何かあればあそこに頼めばいい」という職人店があると、とても安心しますよね。
③小さな工事でもOK
自社施工である職人店では、働いている職人は全て「社員」であるため、現場におけるお客様からの小さな要望に対応できます。
大手では「職人は下請け業者」なので、一度発注元であるハウスメーカーに確認をとらなければいけません。
内容がガッチリ決められたプランの場合は「その工事はプラン外なので対応できません」と言われることもあります。
しかし、職人がきてから「ここも一緒にお願いしたかったな」という部分が出てくることはありますよね。
ちょっとした部分の工事もお願いしたい場合は、職人店の方がおすすめです。
職人店・デメリット
①優良業者選びが難しい
職人店のデメリットは「優良業者選び」が難しい点です。
テレビCMや街頭広告をおこなっているわけではない上に、ホームページの規模も小さいため、情報収集が難しくなります。
「依頼していいか不安」という方も多いでしょう・・・。
こちらの記事では「業者選びのポイント」について詳しくお伝えしていますので、職人店に依頼したいけど不安がある方は参考にしてみてください。
②保証が用意されていないことも
塗装やリフォーム工事において「保証」は必須です。
工事の後に、何かトラブルが起きた時、保証があれば自分でお金を出さずに修繕できます。
しかし、小さい職人店の場合は、保証が用意されていないこともあるので注意しなければいけません。
・自社施工保証 ・瑕疵担保保険(JIO) ・塗装メーカー保証 |
塗装を行うのなら、上記のような保証が必要です。
ホームページやSNSを確認して、保証が用意されている職人店を選びましょう。
大手ハウスメーカーと職人店どちらに依頼するか迷ったら
これまで大手ハウスメーカーと職人店のメリット・デメリットについてお伝えしてきました。
それぞれをオススメする場合をまとめますので、こちらを参考に「大手ハウスメーカー」と「職人店」どちらを選択するかを検討してくださいね。
大手ハウスメーカーを選ぶのがオススメな場合
・安心感を重視したい
・多くの情報の中から選択したい
職人店を選ぶのがオススメな場合
・少しでも費用を安くしたい
・すぐに駆けつけてくれる地域密着店がいい