外壁塗装における下地の重要性③
2023年12月21日
下地処理の工程でどのような作業を行っているのかが分かりましたが、そもそもなぜ下地処理は重要なのでしょうか。
【塗料の密着度を高める】
下地処理は塗料の密着度を高める役割があります。
塗装と聞くと、外壁にそのまま塗料を塗れば良いではないかと思われるかもしれません。
しかしそれだけでは塗料が外壁にうまく密着せず、すぐに剥がれたり浮いたりしてきます。
パッと見ただけでは違いが分からないかもしれませんが、下地処理を行わないと表面がザラザラしたり凹凸ができたりと美観を損ねてしまいます。
特にひび割れが起こっている場合は、補修せずに塗料を塗ってもすぐに塗膜が破けてしまうため意味がなくなってしまいます。
せっかく高いお金を払って塗装してもらったにもかかわらず、満足のいく仕上がりにならないといったことのないようにしたいものですね。
【耐久性を高める】
外壁塗装には美観の維持はもちろん、機能性の維持や耐久性の向上といった目的もあります。
下地処理を行って塗料の密着度を高めることで、機能性の維持や耐久性の向上につながります。
塗料には耐用年数が決まっていますが、下地処理を行わなければ決められた耐用年数より早く劣化が進んでしまう可能性もあります。
次の塗装までのサイクルが短くなると総合的な出費も大きくなってしまうため、耐久性はしっかり維持したいですよね。
この続きは、次回のブログで^^